2021年10月に読んだ本紹介【ゴマの読書記録】小説編

ゴマの読書記録

どうも、ゴマ(@gomago_gomago)です。

11月に入ったので、本日は毎月恒例10月に読んだ本の振り返りと簡単な紹介をしていきます。

今月は全部で12冊。小説と自己研鑽とちょうど6冊ずつだったので2回に分けてお送りします。

今回は小説編です。

小説編

『ルビンの壺が割れた』宿野かほる

「突然のメッセージで驚かれたことと思います。失礼をお許しください」――送信した相手は、かつての恋人。フェイスブックで偶然発見した女性は、大学の演劇部で出会い、二十八年前、結婚を約束した人だった。やがて二人の間でぎこちないやりとりがはじまるが、それは徐々に変容を見せ始め……。先の読めない展開、待ち受ける驚きのラスト。前代未聞の読書体験で話題を呼んだ、衝撃の問題作!

新潮社より

1冊目は宿野かほるさんの『ルビンの壺が割れた』

10月までにあと1冊読み終えたいなあ、と思っていたこともあり気になっていた作品の中から比較的短めのこちらをチョイス。

まあ、結局読み切れたのは10月に入ってからだったのですが…。

最後のどんでん返しも含めて、読みやすくて面白かったです。

『完璧な母親』まさきとしか

流産を重ね授かった最愛の息子が池で溺死。絶望の淵で母親の知可子は、息子を産み直すことを思いつく。同じ誕生日に産んだ妹に兄の名を付け、毎年ケーキに兄の歳の数の蠟燭を立て祝う妻の狂気に夫は怯えるが、知可子は歪な〝完璧な母親〟を目指し続ける。そんな中「あなたの子供は幸せでしょうか」と書かれた手紙が――。母の愛こそ最大のミステリ。

幻冬舎より

2冊目はまさきとしかさんの『完璧な母親』

9月に読んだまさきとしかさんの『あの日、君は何をした』が面白かったので、もう1冊読みたいなあと感じていました。

その中であらすじが気になったのがこちらの『完璧な母親』。

ちょうどKindle Unlimitedの対象になっていたので、とてもいいタイミングで読むことが出来ました。

 

『完璧な母親』については別途書評記事も上げています。

『球体の蛇』道尾秀介

幼なじみ・サヨの死の秘密を抱えた17歳の私は、ある女性に夢中だった。白い服に身を包み自転車に乗った彼女は、どこかサヨに似ていた。想いを抑えきれなくなった私は、彼女が過ごす家の床下に夜な夜な潜り込むという悪癖を繰り返すようになったが、ある夜、運命を決定的に変える事件が起こってしまう――。幼い嘘と過ちの連鎖が、それぞれの人生を思いもよらない方向へ駆り立ててゆく。最後の一行が深い余韻を残す、傑作長編。

KADOKAWAより

3冊目は道尾秀介さんの『球体の蛇』

有難いことに毎月1冊道尾秀介さんの作品がKindle Unlimitedに追加されているので、それを利用して今月も道尾作品を1冊読み終えました。

イヤミスという感じでもなく、どんでん返しがあるわけでもないので他の作品と比べると若干の物足りなさを感じました。

『星の王子様』サン=テグジュペリ

4冊目はサン=テグジュペリの『星の王子様』

毎回Kindle Unlimitedのおススメに表示されていたのですが、先ほどの『球体の蛇』が『星の王子様』からの引用が多かったので良い機会だと思い読んでみました。

作者の意図をちゃんと理解できたかは怪しいのですが、良いなと思えるセリフがいくつかありました。

『元彼の遺言状』新川帆立

「僕の全財産は、僕を殺した犯人に譲る」奇妙な遺言状を残して、大手製薬会社の御曹司・森川栄治が亡くなった。学生時代に彼と三ヶ月だけ交際していた弁護士の剣持麗子は、犯人候補に名乗り出た栄治の友人の代理人として、森川家主催の「犯人選考会」に参加することとなった。数百億円ともいわれる遺産の分け前を獲得すべく、麗子は自らの依頼人を犯人に仕立て上げようと奔走する。
他方で、彼女は元カノの一人としても軽井沢の屋敷を譲り受けることになっていた。ところが、軽井沢を訪れて手続きを行ったその晩、くだんの遺書が保管されていた金庫が盗まれ、栄治の顧問弁護士であった町弁が何者かによって殺害されてしまう……。

宝島社より

5冊目は新川帆立さんの『元彼の遺言状』

『このミステリーがすごい!』大賞受賞作でずっと気になっていた作品の1つだったので、文庫化したのを機に読了しました。

 

『元彼の遺言状』については別途書評記事を上げています。

『N』道尾秀介

すべての始まりは何だったのか。

「魔法の鼻を持つ犬」とともに教え子の秘密を探る理科教師。
「死んでくれない?」鳥がしゃべった言葉の謎を解く高校生。
定年を迎えた英語教師だけが知る、少女を殺害した真犯人。
殺した恋人の遺体を消し去ってくれた、正体不明の侵入者。
ターミナルケアを通じて、生まれて初めて奇跡を見た看護師。
殺人事件の真実を掴むべく、ペット探偵を尾行する女性刑事。

結末はいったいどこにあるのか。

集英社 文芸ステーションより

6冊目は道尾秀介さんの『N』

全然新刊が出ていることに気付いていなかったのですが、知るや否や早速購入しました。

キャッチコピーもとても魅力的な文言が並んでいましたしね。

 

『N』についても別途書評記事を上げています。

 

ということで、本日は10月に読んだ本の振り返りと紹介 小説編でした。

次の記事では自己研鑽のために読んだ本を紹介していきます。

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