徹底討論!「どんでん返しがすごい」という触れ込みはネタバレにならないのか!

コラム

どうも、ゴマ(@gomago_gomago)です。

突然ですが、書店をめぐっていて帯やPOPに「どんでん返しがすごい」と書かれている小説を見たことはないでしょうか。

そしてその売り文句に惹かれて購入したものの、途中で物語がどのようにひっくり返るのか気付いてしまったという経験はないでしょうか。私はあります。

そんな経験をして、1つの疑問が生まれました。

「どんでん返しがすごい」という触れ込みを知らなかったら、
もっと楽しめたのではないか?

 

そんな疑問を解消すべく、一読者の視点から考えてみました。

どんでん返しが好き、ミステリが好きという皆様も、ぜひ自分の考えをお聞かせください。

世間ではどのように考えられていそうか?

冒頭でも述べたように、書店をめぐっていると本の帯やPOPに「どんでん返しがすごい」と書かれている書籍がたくさん存在します。

「どんでん返しがすごい」とは書かれてなくとも、「ラスト〇行の衝撃」や「必ず読み返したくなる」などどんでん返しを匂わせるものも多いです。

こうしたものがたくさん存在している以上、世間一般ではどんでん返しを匂わせるような紹介はネタバレとは考えられていなさそうです。

 

今ではもう当たり前のように「どんでん返しがすごい」と書かれてしまっていますが、もしこうした触れ込みが無かった場合一体どうなるのかを想像してみます。

「どんでん返しがすごい」と書かれていなかったらどうなるのか?

あくまで想像の話ではありますが、「どんでん返しがすごい」と書かれていなかった場合どのようなメリット・デメリットがあるかを考えてみます。

書かれていなかった場合のメリット

  • 読み終わった時の衝撃がアップする。
  • うがった見方をせず、純粋な気持ちで読める。


1つ目のメリットですが、読み終わった時の衝撃がアップすること

サプライズもそうですが、やはりあるとわかっているよりあると知らない方が驚きが増します。

実際に私も経験しており、(このタイトルの記事で紹介するのは気が引けますが)東野圭吾さんの『仮面山荘殺人事件』はそんなどんでん返しがあるとは知らずに読んでいたので非常に驚いた記憶があります。


『仮面山荘殺人事件』は書評記事も書いています。

驚き度合いで言えば、知らずに受けたときに勝るものはないでしょう。


2つ目のメリットは、うがった見方をせず純粋な気持ちで読めること

「どんでん返しがある」と聞いてしまえば、「どこにどんでん返しがあるのだろう」と探してしまうものです。

どんでん返しの存在を知らなければ、純粋な目線で物語を楽しめるのではないでしょうか。

とはいえ、こうしたどんでん返しがある作品はミステリ作品が多いので、ミステリ好きの読者だと「この人が怪しい…」「これは何かのトリックに使われてるのでは…?」といろいろと気にしながら読んでいる人も多いと思うので、メリットとは言えないかもしれません。

書かれていなかった場合のデメリット

一方で「どんでん返しがすごい」と書かれていないことのデメリットも考えてみましょう。

  • どんでん返しがある作品を読みたいときに探せない。
  • そもそも手に取ってもらえない可能性が高い。

1つ目のデメリットは、どんでん返しがある作品を読みたいとなった時に探せないこと

上にも書いたように「どんでん返しがすごい」と銘打たれた作品は多く、どんでん返し自体がすでに1つのジャンルとして確立され定着してしまっています。

読みたい本を探すときに、「どんでん返しがすごい作品はないかな?」と探す人も多いでしょう。かくいう私もその1人です。

 
そして2つ目のデメリットは、そもそも手に取ってもらえない可能性が高くなること

書店に行けば星の数ほど書籍が並んでいるので、その中から知らずにどんでん返しがある小説を選ぶのは当然ながら至難の業です。

売る側の観点から考えても、どんでん返しという1番の小説の売りをセールスポイントとしてアピールできないのは痛いです。

「どんでん返しがすごい」と触れ込むべきか?

メリットとデメリットを踏まえたうえで、「どんでん返しがすごい」という触れ込みはあるべきなのかを考えていきましょう。

読み手が受ける「騙された!」「やられた!」という驚きを残しつつ、十分な売上が得られなければいけません。

これを達成するためには、どんでん返しがあるとわかっていながらも、読者にそれを見破られない作品を作るしかありません。

そしてよくよく考えてみると、長きにわたってどんでん返しがすごいと謳われている作品はどんでん返しがあるとわかっていながら騙されてしまう作品の方が圧倒的に多いです。

 
売り手としては、「どんでん返しがあるとわかっていても気付けやしないだろう」と自信をもって作品を世に送り出してあげるのが良いということですね。

読み手としては、勘が冴えて気付いてしまうこともあるでしょうが、それはその作品とは縁がなかったと割り切ってしまう方が良いでしょう。

結論

今回は「どんでん返しがすごい」という触れ込みはネタバレにならないのかということについて考えてみました。

私が出した結論は以下の通りです。

  • 「どんでん返しがすごい」という触れ込みはネタバレにならない。
  • 良作と呼ばれる作品は「どんでん返しがすごい」と触れ込みがあってもわからないようなものばかり。
  • どんでん返しが1つのジャンルとして確立してしまっている以上、どんでん返しがあると分かっていても買う人は多く、売上にもつながる。

結論としては当たり前のことになりましたが、考えて結論を出したことに意味があるということでここは1つ。

 
ということで、本日はここまで。

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