『空腹こそ最強のクスリ』空腹が生み出す好調と実践の結果!

ゴマの読書記録

どうも、ゴマです。

2日に1回ペースで更新を続けていたのですが、ついにそのペースが崩れてしまいました。

やっぱり、習慣になるまでは大変です。

 

さて、本日は青木厚さんの著書、『空腹こそ最強のクスリ』の書評を書いていきます。

本書の中で、1つの健康法が紹介されています。私も3月に読んでから約3か月ほど実践しているので、その結果についてもお話していきます。

 

1日3食は間違いだった?!

著者は本書の中で「1日3食は間違い」だと述べています。

え?!1日3食しっかり食べましょうって小さいときから教えられてきましたよ?!

そう思われる方もいるでしょう。私もその1人でした。

しかし、実は1日3食が理想的であるという考え方には、確固たる根拠があるわけではないのです。

それどころか、著者は1日3食摂った場合、

  • 胃腸をはじめ、内臓が十分に休むことができず、疲弊してしまう。
  • 体内で炎症が起きやすい。
  • 「食べすぎ」を招き、肥満になりやすい。
  • 高血糖になりやすい。
  • 老化が進みやすい。

と、健康に様々なダメージを与えてしまうと述べています。

 

さて、ではなぜ1日3食摂ることでこれだけ健康を害してしまうのか。

それは

「胃腸をはじめ、内臓が休む時間がない」

本文より引用

何かを食べたとき、食べ物が胃の中に滞在する時間は2~3時間(脂肪分が多いものだと、4~5時間)、そして小腸は胃から送られてきた消化物を5~8時間かけて分解し、大腸は小腸で吸収されなかった水分を15~20時間かけて吸収するそうです。

つまり、1日3食食べてしまうと、前の食事で食べたものがまだ胃や小腸に残っている間に、次の食べ物が運ばれてしまうことになります。

すると、胃腸は休む暇がありません。常に消化活動をし続けなければならないというブラック企業も真っ青な働き方をしているわけです。

しかし、胃腸も体の一部。人間同様、内臓にもまとまった休息が必要なのです。

そして、そんな内臓にまとまった休息を与えるための方法が、

「ものを食べない時間(空腹の状態)を作ること」

本文より引用

なのです。

 

空腹こそが健康を生み出す

では、ものを食べない時間を一体どれくらいとればいいのかと言いますと、ズバリ16時間です。

16時間?!長すぎるよ?!そんなの無理でしょ?!

そう思われる方もいるでしょう。しかし、安心してください。何とこの16時間は睡眠時間を含んでOKです。

8時間寝れば、起きている間に食べない時間は8時間でOKとなります。

例えば20時に夕食を終えたとしても、翌朝の朝食を抜いて12時に昼食を食べれば16時間の空腹の時間が作れます。そう考えると、案外簡単に思えませんか。

 

しかも、この健康法、食事の際は何をどれだけ食べてもOK。

毎日空腹時間を作るのはしんどい…、という場合、週1回やるだけでも効果が得られるとのことです。(もちろん、毎日やることが理想。)

さらに、空腹時間にどうしても空腹を我慢できなくなってしまった場合、素焼きのナッツやチーズなどであれば摂取してもOKです。

 

食事の際は何を食べてもOK、週1回やるだけでも効果があり、空腹が耐えられなければナッツやチーズを食べてもOKと言われたらとても簡単に見えてきませんか。

むしろ、簡単すぎて本当に効果があるのか疑わしくなってくるレベルじゃないでしょうか。

私もその1人。これを読んで、「本当にこれだけでいいのか?」と思いました。

しかし、実行するのは非常に簡単。上手くいかなかったらやめればいいやと軽い気持ちで始めました。

 

著者も、

大事なのは、
無理せず、長く続けること
なのです。

本文より引用

と述べています。

 

本書の中では、これらの内容に加えて「空腹時間を作ることで健康になれるメカニズム」「食べすぎによりどんな弊害があるのか」などについても詳しく述べられています。

興味のある方は是非本書を手に取ってみてはいかがでしょうか。

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『空腹こそ最強のクスリ』ゴマの実践例

では、私が一体どのように実践し、どのような効果を得られているのかを最後にお話ししたいと思います。

 

まず、この健康法を実践するにあたって我が家でなくしたのは夕食

恐らくこの健康法を実践している人の大半が朝食をなくしているとは思いますが、我が家では夕食を削りました。

では、何故夕食を削ることにしたのか。これにはちゃんと理由があります。

我が家は嫁も私も働いており、しかも2人とも昼からの出勤。そうなると必然的に帰りも遅くなり、帰ってくるのが夜の11時台なんてこともざらにあります。

そんな中で、そこからご飯を食べてお風呂に入って後片付けをして…としていると、平気で3時を回ってしまうんですね。(まあ、このあたりはもっとキビキビ動けばもっと早く寝れるのでは?と思わなくもない。)

どうしても寝る前の食事になってしまうことは避けられませんし、なおかつ夜も朝も遅いとなるのは流石にあまりにも不健康だなあと思った結果、夕食を削るのが良いのではという結論に至りました。

そのため、我が家では9時ごろに朝食、3時~4時ごろに昼食という形で4時から翌9時のおよそ17時間の空腹時間を取り入れています。

 

さらに、実践するのは基本的に仕事のある時のみ。休日はたまには外に美味しいものを食べに行ったりもしたいので、休日の断食はお休みにしています。

また、ナッツはKALDIで販売しているものを常備。帰宅時はたいてい空腹感にさいなまれているので、よくつまんでいます。

 

そのような形で3か月ほど続けてみましたが、一体どれほどの効果があったのでしょうか…。

体重面の変化

体重については3か月で6kg減

ただ、私は元々瘦せ型で体重を減らしたくて始めたわけではなかったので、実はあまり素直に喜べないのです…。

嫁からは「痩せすぎ」と心配される始末。私もズボンがゆるゆるになってしまったのが気懸かりです。

 

体調面の変化

体調面についても変化が現れました。

この健康法を実践する前は、逆流性食道炎のような症状が出ていたのですが、今ではそのような症状が出ることもなくなりました。

ただ、睡眠に良い影響が出ているかは微妙。しかし、このあたりは食事以外の要素も絡んでいるので、そのあたりが原因じゃないかと思います。

 

懸念事項

ここまで見れば体重面でも体調面でも良い影響が出ているので、効果があったと喜んでもよさそうです。

ただ、この健康法以外でもいろいろと私や私の周りの環境に変化があったので100%この健康法のおかげとは言えません。

例えば、神戸に転勤になった環境面の変化も影響しているかもしれませんし、コンビニ弁当をほとんど買わなくなったことも影響がありそうです。

 

結論

ということで、本日は青木厚さんの著書、『空腹こそ最強のクスリ』の書評を書いていきました。

本書で語られている結論は以下の2つ。

  • 1日3食は食べすぎ。健康を害してしまう。
  • 16時間の空腹時間を設けることが健康を生み出す。

また、私の実践例も紹介していきました。

ここでは紹介しきれなかった内容もまだまだ載っています。興味のある方は是非、本書を手に取ってみてください。

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ということで、本日はここまで。

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