2022年11月に読んだ本

ゴマの読書記録

どうも、ゴマ(@gomago50gomago)です。

12月に入ったので、本日は毎月恒例11月に読んだ本の振り返りと簡単な紹介をしていきます。

『傲慢と善良』辻村深月

婚約者・坂庭真実が姿を消した。その居場所を探すため、西澤架は、彼女の「過去」と向き合うことになる。「恋愛だけでなく生きていくうえでのあらゆる悩みに答えてくれる物語」と読者から圧倒的な支持を得た作品が遂に文庫化。

朝日新聞出版より

『傲慢と善良』はこんな作品!

  • 婚活をメインテーマとした恋愛ミステリ
  • リアリティが高く、結婚を考えている人・結婚をした人には自分と重なる部分が多いかも

1冊目は辻村深月さんの『傲慢と善良』

婚活事情をリアルに描いた恋愛ミステリです。

リアリティが高いので、自分と重なる部分がある人も多いと思いますし、リアルすぎて心がえぐられる人もいるかもしれません。

 

個人的には大人のリアルな恋愛という感じがとても面白かったです。

あまり触れてこなかったけど、自分は恋愛小説が好きなのかも…?

 

書評記事も上げてますのでこちらもどうぞ。

『新世界より』貴志祐介

1000年後の日本。豊かな自然に抱かれた集落、神栖(かみす)66町には純粋無垢な子どもたちの歓声が響く。周囲を注連縄(しめなわ)で囲まれたこの町には、外から穢れが侵入することはない。「神の力(念動力)」を得るに至った人類が手にした平和。念動力(サイコキネシス)の技を磨く子どもたちは野心と希望に燃えていた……隠された先史文明の一端を知るまでは。

講談社BOOK俱楽部より

『新世界より』はこんな作品!

  • 文庫版は上・中・下巻合わせて1000ページを越える大ボリューム
  • 誰もが特殊な能力を持った世界を描くSF
  • 圧倒的なピンチの繰り返し。最後の最後までハラハラドキドキが止まらない!

2~4冊目は貴志祐介さんの『新世界より』

上・中・下巻合わせて1000ページを越えるSF作品です。

KindleUnlimitedで全3冊合本版が利用できたので、読み終えました。

(2022年12月現在も利用可能です。)

 

序盤からピンチの連続で、ハラハラドキドキが止まりません。

1000ページを越える大作でしたが、最後の最後まで飽きずに読むことが出来ました。

 

書評記事も上げてますのでこちらもどうぞ。

『スイッチ 悪意の実験』潮谷験

夏休み、お金がなくて暇を持て余している大学生達に風変わりなアルバイトが持ちかけられた。スポンサーは売れっ子心理コンサルタント。彼は「純粋な悪」を研究課題にしており、アルバイトは実験の協力だという。集まった大学生達のスマホには、自分達とはなんの関わりもなく幸せに暮らしている家族を破滅させるスイッチのアプリがインストールされる。スイッチ押しても押さなくても1ヵ月後に100万円が手に入り、押すメリットはない。「誰も押すわけがない」皆がそう思っていた。しかし……。

講談社BOOK俱楽部より

『スイッチ 悪意の実験』はこんな作品!

  • 第63回メフィスト賞受賞作品
  • テーマは「純粋な悪意」!人間の心の裏に隠された悪意を巧みに描き出したミステリ

5冊目は潮谷験さんの『スイッチ 悪意の実験』

第63回メフィスト賞受賞作であり、潮谷験さんのデビュー作でもあります。

 

この作品のテーマは「純粋な悪意」

登場人物たちには押せば1つの幸せそうな家庭を破滅に導くスイッチが渡されます。

スイッチを押しても押さなくても1か月後に100万円。スイッチを押すメリットはありません。

それでもスイッチは押されてしまう。一体誰が何のために……。

 

設定から興味深い内容でしたが、スイッチを押されてからさらに展開があり面白かったです。

『世にも奇妙な君物語』朝井リョウ

オチがすごい! いくつもの書店で週間ランキング1位に輝いた話題の小説!異様な世界観。複数の伏線。先の読めない展開。想像を超えた結末と、それに続く恐怖。もしこれらが好物でしたら、これはあなたのための物語です。待ち受ける「意外な真相」に、心の準備をお願いします。各話読み味は異なりますが、決して最後まで気を抜かずに――。では始めましょう。朝井版「世にも奇妙な物語」。

講談社BOOK俱楽部より

『世にも奇妙な君物語』はこんな作品!

  • 朝井リョウ版「世にも奇妙な物語」
  • 本家「世にも奇妙な物語」を彷彿とさせるショートストーリー。最後には想像を超えた結末が……。
  • 最後の最後まで読んだとき、きっともう一度驚かされる!

6冊目は朝井リョウさんの『世にも奇妙な君物語』

朝井リョウ版「世にも奇妙な物語」と銘打たれている通り、本家に負けない結末のショートストーリーが詰まっています。

 

どの作品も結末で「えぇ……」と感じる話ばかりなのですが、最後の話がとても面白かったです。

『予言の島』澤村伊智

初読はミステリ、二度目はホラー。この島の謎に、あなたもきっと囚われる。

瀬戸内海の霧久井島は、かつて一世を風靡した霊能者・宇津木幽子が最後の予言を残した場所。
二十年後《霊魂六つが冥府へ堕つる》という――。

天宮淳は、幼馴染たちと興味本位で島を訪れるが、旅館は「ヒキタの怨霊が下りてくる」という意味不明な理由でキャンセルされていた。
そして翌朝、滞在客の一人が遺体で見つかる。しかしこれは、悲劇の序章に過ぎなかった……。

すべての謎が解けた時、あなたは必ず絶叫する。
再読率100%の傑作ホラーミステリ!

KADOKAWAより

『予言の島』はこんな作品!

  • 再読必至のホラーミステリ!
  • 結末が見えない恐怖。最後に待ち受ける大どんでん返し!

7冊目は澤村伊智さんの『予言の島』

再読必至と謳われるホラーミステリです。

 

私も読み終わった後、即座に2周目を読み終えました。

1周目は何となく違和感を覚えつつも、違和感の正体がつかめずにいたのですが結末を見て納得。

2周目はあまり気にも留めなかった部分が、「これも伏線だったのだな」と分かって面白かったです。

終わりに

ということで、本日は11月に読んだ本の振り返りとその紹介をしました。

11月の読了は7冊。数が全てではないですが、先月に比べるとかなり減ってしまいました。

 

11月までに読んだ本は、合計76冊

今年も残すところあと1か月となりましたが、80冊は越えられそうです。

100冊はちょっと難しかったですね……。

 

また、ブログ記事も4本に減ってしまいました。

プライベートも仕事も忙しかったこともありますが、もう少し頑張りたいです。

 

本日はここまで。
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