どうも、ゴマ(@gomago50gomago)です。
今回はどんでん返しファンが贈るおススメどんでん返し小説3選を紹介します。
これだけは読んでおけば間違いないという珠玉の3冊です。
①『十角館の殺人』綾辻行人
半年前、凄惨な四重殺人の起きた九州の孤島に、大学ミステリ研究会の7人が訪れる。島に建つ奇妙な建物「十角館」で彼らを待ち受けていた、恐るべき連続殺人の罠。生きて残るのは誰か?犯人は誰なのか?鮮烈なトリックとどんでん返しで推理ファンを唸らせた新鋭のデビュー作品。
講談社BOOK倶楽部より
1冊目は綾辻行人さんの『十角館の殺人』。
「いやいや、あまりにもベタすぎるでしょ!」と言われてしまいそうな1冊ですが、どんでん返しを語る上で絶対に外せない作品だと思います。
物語の舞台は外界との連絡手段がない絶海の孤島。ミステリマニア垂涎のいわゆるクローズドサークルです。
そこに遊びに来たミステリ研究会の7人が、1人また1人と殺されていく。
一体誰が生き残るのか?そして、犯人は誰なのか?ハラハラドキドキの連続です。
そしてこの作品の1番の魅力はそのどんでん返し。
たった1行で物語の見え方がガラッと変わります。
いろんなどんでん返し作品を読んできましたが、この1行を読んだ瞬間は今までで1番鳥肌が立ちました。
このたった1行の衝撃のために読むべきと言っても過言ではありません。
個別の書評記事も書いていますので、こちらもどうぞ。
②『カラスの親指』道尾秀介
人生に敗れ、詐欺を生業として生きる中年二人組。ある日、彼らの生活に一人の少女が舞い込む。やがて同居人は増え、5人と1匹に。「他人同士」の奇妙な生活が始まったが、残酷な過去は彼らを離さない。各々の人生を懸け、彼らが企てた大計画とは? 息もつかせぬ驚愕の逆転劇、そして感動の結末。道尾秀介の真骨頂がここに!
講談社BOOK俱楽部より
2冊目は道尾秀介さんの『カラスの親指』。
道尾秀介さんの作品はどんでん返しを含むものが多いですが、特に推したいのはこの『カラスの親指』です。
『カラスの親指』は詐欺を働く2人組・タケさんとテツさんのお話です。
そこに舞い込んだ1人の少女・まひろ。さらにまひろの姉のやひろ、その彼氏の貫太郎も加わり奇妙な同居生活が始まります。
実は貫太郎以外の4人はとある組織に関係があり、5人はその組織への復讐を企てます。
果たして復讐の行方や如何に…。
そしてやはりこの作品の魅力は最後に待っているどんでん返し。
復讐をして終わり、ではなくエピローグでさらなる衝撃が待っているのです…。
個別の書評記事も書いていますので、こちらもどうぞ。
③『仮面山荘殺人事件』東野圭吾
講談社BOOK倶楽部より
8人の男女が集まる山荘に、逃亡中の銀行強盗が侵入した。外部との連絡を断たれた8人は脱出を試みるが、ことごとく失敗に終わる。恐怖と緊張が高まる中、ついに1人が殺される。だが状況から考えて、犯人は強盗たちではありえなかった。7人の男女は互いに疑心暗鬼にかられ、パニックに陥っていった……。
3冊目は東野圭吾さんの『仮面山荘殺人事件』。
私がどんでん返しにハマったきっかけの1冊です。
この物語はまず設定から面白い。
8人の男女が集まる山荘に強盗犯が侵入。人質となった彼らですが、そんな最中殺人事件が起こります。
しかも、状況から強盗が犯人ということはあり得ない…。
一体何故こんな状況で殺人事件が起きたのか、一体誰が殺したのか。
謎は深まるばかりです…。
そして当然ながらこの作品の魅力は何といっても最後のどんでん返し。
正直に言ってしまうと、途中までは「無難な終わり方をしてしまうんじゃないか」と不安に思っていました。
そんな不安も何のその。最後には思ってもみなかった展開で締めくくられます。
予想の斜め上の展開は衝撃でした。私がどんでん返しにハマるのは無理もなかったことでしょう…。
個別の書評記事も書いていますので、こちらもどうぞ。
終わりに
ということで、今回はどんでん返しファンが贈るおススメどんでん返し小説3選を紹介しました。
皆様の気になる小説はありましたでしょうか。
本日はここまで。
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