どうも、ゴマです。
今回は私のバイブルとも言える奥野宣之さんの『情報は1冊のノートにまとめなさい』を紹介します。
本書は「ノートを使った知的生産術」について書かれています。
知的生産って難しくて、いつも挫折してきたんだよな…
やらなきゃとは思うけど、手間が多すぎて続かないんだよな…
そう思っている人も多いのではないでしょうか。
しかし、安心してください。本書が紹介している知的生産術は非常に簡単です。
今までの知的生産術では上手くいかなかった、という人も是非このやり方を試してみてはいかがでしょうか。
それでは早速見ていきましょう!
そもそも「知的生産」とは?
そもそも「知的生産」とは何なのでしょうか。
筆者は本書の中で、知的生産とは「新しい情報」をつくることと述べています。
世に出る新しい商品やサービスはもちろんのこと、ビジネスにおける報告書やプレゼンテーションの資料、今私が書いているようなブログの記事も知的生産の1つです。
そして、こうした新しいものを生み出すための手法、すなわち知的生産術は数多の手法が生み出されてきました。
しかし、それを使いこなせている人は少ないです。なぜなら、難しすぎるから。
実際、私もそうでした。
新しいアイデアなんてそうそう簡単には生まれません。
このノートを使った知的生産術が無ければ、こうやってブログに何を書くかという点においても非常に頭を悩ませていたことだと思います。
ではこの知的生産術、一体どのようにやっていけば良いのでしょうか。
ノートを使った知的生産術のやり方
このノートを使った知的生産術のやり方は非常にシンプル。
「常に一冊のノートだけに情報を入れ、それを読み返す」
それだけです。
本当にそれだけでいいゴマ……???
そう思った方もいるでしょう。しかし、本書がおススメしている知的生産術のやり方はこれだけなのです。
ノートを使った知的生産術のメリット
ノートを使った知的生産術のメリットは以下の3つです。
- シンプルで簡単。迷いがない。
- ストレスなく続けられる。
- 自由度が高く、自分でアレンジできる。
シンプルで簡単。迷いがない。
まず1つ目は上にも書いたようにシンプルなこと。
例えば、仕事に関連することはここにメモして、読書の記録はここにメモして…、とテーマ別に記録の仕方を決めてしまうとそれだけで「このアイデアをどこにメモしておけばいいのか」という悩みが生じます。
細かく分類した結果、「これはAにもBにも当てはまるし、どっちに入れようか…」なんて悩んだ経験、皆様も一度はあるのではないでしょうか。
私はあります。
本書の知的生産術ではそんな分類は必要ありません。
ノートを用意して、そこに時系列順でどんどん情報を書いていくだけ。
私もこの本で紹介されている通り時系列順にどんどん書いていますが、休みの日に食べたラーメンの感想の次のページがToDoリストになってるなんてこともざらにあります。
人様に見せられるようなものではないのですが、そもそも人様に見せるものではないので情報の乱雑さは大して気にはなりません。
ストレスなく続けられる。
2つ目はストレスなく続けられること。
1つ目にも書いたような「このアイデアをどこに書けばいいのか」という悩みがなくなることももちろん、反対に「何も書くことがない…」となって続かないというストレスもありません。
特にノートに書く内容についてのルールがあるわけではありません。何を書いてもOKなのでストレスなく続けることが可能です。
私の場合、上にも書いたように休日に食べたラーメンの感想も書いていますし、例えば読んだ本の感想や旅行の記録なども書いています。
自由度が高く、自分でアレンジができる。
3つ目については自由度が高く、自分でアレンジができること。これは個人的には上2つに比べたらおまけのメリットかなとは思っています。
この知的生産術で使うのはノート(とペン)のみ。例えば、罫線のないノートにしたり、大きめのサイズのノートにしたりと自由にアレンジを効かせることが出来るのです。
私の場合、表紙のデザインは変えていますが、ずっとキャンパスノートを使っています。
遊び心を入れたいという人は、是非いろんなノートを試してみると良いでしょう。
アイデアの素材を生み出す「ライフログ」
筆者がこの知的生産術を活用するためにおススメしているのがライフログです。
ライフログは自分の日常や人生を記録すること。例えば、睡眠時間や食事の内容、今読んでいる本など。
それらを書いているうちに何か思いつきがあればそれもメモしていきます。
筆者はこの「ついでに書く」行為こそが大事だと述べています。
ライフログをとるメリットは3つ。
- 「何を書くか」というプレッシャーがなくなる。
- ついでに考えを巡らせられる。
- たまには考えや思いをじっくり書くようになる
個人的には1つ目の「何を書くか」というプレッシャーがなくなるというのは非常に大きいと思っています。
私もノートの中に読んでいる本や外食の内容なども記入しています。何を書いてもいいと思っているので、ノートに適当な思いつきを書いておくこともしょっちゅうあります。
まとめ:まずは気軽にノートに思いついたことを書いてみよう
ということで、本日は奥野宣之さんの『情報は1冊のノートにまとめなさい』の書評を書いていきました。
ノート1冊を使うだけの簡単な知的生産術を紹介しています。
これまでこうした知的生産術が続かなかった、手が出なかったという人は本当に簡単なので是非実践してみてはいかがでしょうか。
また、本書ではここで紹介した内容以外にも、ノートへの書き方のコツや書いた後の活用の仕方についても書かれています。
気になる方は是非本書を手に取ってみてはいかがでしょうか。
本日はここまで。
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