どうも、ゴマ(@gomago_gomago)です。
12月に入ったので、本日は毎月恒例11月に読んだ本の振り返りと簡単な紹介をしていきます。
今月は小説が8冊に対して、自己研鑽が2冊とかなり偏った配分になってしまいました。
小説編
『緋色の研究』アーサー・コナン・ドイル
ホームズとワトスンが初めて出会い、ベイカー街221Bに共同で部屋を借りた、記念すべき第一作。ワトスンへの第一声は「あなた、アフガニスタンに行っていましたね?」は、ホームズが依頼人の過去を当てる推理のはしり。第一部はホームズたちの出会いから殺人事件解決まで。第二部は犯人の告白による物語で、米ユタ州からロンドンにいたる復讐劇。
光文社より
1冊目はアーサー・コナン・ドイルの『緋色の研究』。
かの有名な探偵、シャーロック・ホームズの初登場作品です。
ミステリ好きを豪語している私ですが、実は古典ミステリはあまり読んだことが無く、シャーロック・ホームズを読むのは初めてでした。
今の時代に読んでもとても面白かったです。名作はいつまで経っても色あせないということですね。
『そして、バトンは渡された』瀬尾まいこ
幼い頃に母親を亡くし、父とも海外赴任を機に別れ、継母を選んだ優子。
文春文庫より
その後も大人の都合に振り回され、高校生の今は二十歳しか離れていない〝父〟と暮らす。
血の繋がらない親の間をリレーされながらも、出逢う家族皆に愛情をいっぱい注がれてきた彼女自身が伴侶を持つとき――。
大絶賛の2019年本屋大賞受賞作。
2冊目は瀬尾まいこさんの『そして、バトンは渡された』。
2019年の本屋大賞受賞作であり、ちょうど映画が封切になったばかりだったので良いタイミングだと思って読んだ作品です。
完全にミーハーな理由で読み始めた作品でしたが、本屋大賞受賞作ということもあり文句なしの面白さでした。
個別でブログ記事も書いていますので、良ければこちらもご覧ください。
『クジラアタマの王様』伊坂幸太郎
巧みな仕掛けとエンターテインメントの王道を
貫いたストーリーによって、
伊坂幸太郎の小説が新たな魅力を放った
ノンストップ活劇エンターテインメント。異物混入、政治家、アイドル、
人々の集まる広場、巨獣、投げる矢、動かない鳥――。伊坂幸太郎の神髄がここに。
NHK出版より
3冊目は伊坂幸太郎さんの『クジラアタマの王様』。
久々に伊坂幸太郎さんの作品を読みたいなあと思っていたところ、ちょうどKindle Unlimitedで利用できたので読んだ1冊です。
新型インフルエンザの話が出てきてコロナウイルスを彷彿とさせられますが、コロナ禍前に刊行された作品というのが1番の驚きでした…。
こちらも個別の書評記事を上げていますので、良ければご覧ください。
『ホワイトラビット』伊坂幸太郎
仙台の住宅街で発生した人質立てこもり事件。SITが出動するも、逃亡不可能な状況下、予想外の要求が炸裂する。息子への、妻への、娘への、オリオン座への(?)愛が交錯し、事態は思わぬ方向に転がっていく――。「白兎(しろうさぎ)事件」の全貌を知ることができるのはあなただけ! 伊坂作品初心者から上級者まで没頭度MAX! あの泥棒も登場します。
新潮社より
4冊目は伊坂幸太郎さんの『ホワイトラビット』。
2作連続で伊坂幸太郎さんの作品を読了しました。
シリーズものでない限り、あまり同じ作者の作品を連続して読むことは少ないのですが、『ホワイトラビット』を読もうと思っていたところ『クジラアタマの王様』がKindle Unlimitedで利用できたのでこのような並びになりました。
他の人の書評を見ていると、伊坂幸太郎さんの作品の中でも評価が高い作品だったので期待値も高かったのですが、それを越えてくるぐらい面白い作品でした。
こちらも個別の書評記事を上げていますので、良ければご覧ください。
『闇祓』辻村深月
「うちのクラスの転校生は何かがおかしい――」
KADOKAWAより
クラスになじめない転校生・要に、親切に接する委員長・澪。
しかし、そんな彼女に要は不審な態度で迫る。
唐突に「今日、家に行っていい?」と尋ねたり、家の周りに出没したり……。
ヤバい行動を繰り返す要に恐怖を覚えた澪は憧れの先輩・神原に助けを求めるが――。
身近にある名前を持たない悪意が増殖し、迫ってくる。一気読みエンタテインメント!
5冊目は辻村深月さんの『闇祓』。
辻村深月さんの作品を読むのはこの作品が初めてでした。
ホラーということで、背筋が凍るような内容でしたがページを繰る手が止まらなくなるほど面白かったです。
こちらも個別の書評記事を上げていますので、良ければご覧ください。
このあたりの作品は読んだら全て書評記事にしていましたね。
『硝子のハンマー』貴志祐介
ミステリー界を仰天させた完璧無比の密室トリック、ついに文庫化!
日曜日の昼下がり、株式上場を間近に控えた介護サービス会社で、社長の撲殺死体が発見された。エレベーターには暗証番号、廊下には監視カメラ、窓には強化ガラス。オフィスは厳重なセキュリティを誇っていた。監視カメラには誰も映っておらず、続き扉の向こう側で仮眠をとっていた専務が逮捕されて……。弁護士・青砥純子と防犯コンサルタント・榎本径のコンビが、難攻不落の密室の謎に挑む。日本推理作家協会賞受賞作。月9ドラマ『鍵のかかった部屋』原作!
KADOKAWAより
6冊目は貴志祐介さんの『硝子のハンマー』。
書籍代の出費がかさんでいたため、Kindle Unlimitedで良い作品がないかなあと探していたところ、こちらの作品を発見。
ドラマの方は見たことあったのですが、原作は読んだことが無かったので良い機会だと思い読み終えました。
ここから続けて、「防犯探偵・榎本シリーズ」を読んでいます。
『狐火の家』貴志祐介
『硝子のハンマー』の興奮再び! 防犯探偵・榎本が4つの密室に挑む!
長野県の旧家で、中学3年の長女が殺害されるという事件が発生。突き飛ばされて柱に頭をぶつけ、脳内出血を起こしたのが死因と思われた。現場は、築100年は経つ古い日本家屋。玄関は内側から鍵がかけられ、完全な密室状態。第一発見者の父が容疑者となるが……(「狐火の家」)。表題作ほか計4編を収録。防犯コンサルタント(本職は泥棒?)榎本と、美人弁護士・純子のコンビが究極の密室トリックに挑む、防犯探偵シリーズ、第2弾!月9ドラマ『鍵のかかった部屋』原作!
KADOKAWAより
7冊目は貴志祐介さんの『狐火の家』。
「防犯探偵・榎本シリーズ」の2作目です。
こちらは『硝子のハンマー』と異なり短編集。
本格的なトリックを含むミステリですが、ギャグパートもあり読みやすい1冊でした。
『鍵のかかった部屋』貴志祐介
奇才の防犯探偵・榎本が、難攻不落の密室事件に挑む!
元・空き巣狙いの会田は、甥が練炭自殺をしたらしい瞬間に偶然居合わせる。ドアにはサムターン錠がかかったうえ目張りまでされ、完全な密室状態。だが防犯コンサルタント(本職は泥棒!?)の榎本と弁護士の純子は、これは計画的な殺人ではないかと疑う(「鍵のかかった部屋」)。ほか、欠陥住宅の密室、舞台本番中の密室など、驚天動地の密室トリック4連発。あなたはこの密室を解き明かせるか!? 防犯探偵・榎本シリーズ、第3弾!月9ドラマ『鍵のかかった部屋』原作!
KADOKAWAより
8冊目は貴志祐介さんの『鍵のかかった部屋』。
「防犯探偵・榎本シリーズ」の3作目です。
こちらは『狐火の家』と同様短編集となっています。
「防犯探偵・榎本シリーズ」は他にも続編として『ミステリークロック』『コロッサスの鉤爪』が存在します。
私はこちらは未読。また機会があるときに読んでみたいものです。
自己研鑽編
うまくいっている人の考え方 完全版
人生がうまくいっている人の特徴は「自尊心」が高いことだと著者はいう。自尊心とは、自分を大切にしようとする心だ。自尊心のある人は常に自信に満ちあふれ、失敗やまちがいを犯しても、それを前向きにとらえて次のステップの土台にする心の余裕がある。人生のほとんどすべての局面に自尊心は大きな影響を与えることになる。
本書で著者は自尊心を高める方法を 100 項目紹介している。これを読めば、自信を身につけ、素晴らしい人間関係を築き、毎日が楽しく過ごせるはずだ。
どこから読んでもいい。そして、できることから実践しよう。あなたはもう、うまくいっている!
ディスカバー・トゥエンティワンより
自己研鑽編1冊目はジェリー・ミンチントン氏の『うまくいっている人の考え方 完全版』。
幸せに生きるための自尊心の高め方について様々な方法が書かれています。
「自分のことを好きになろう」と「他人にとやかく言われても気にするな」という2点が大きいのかなという印象です。
4 Focus 脳が冴えわたる4つの集中
UCLA飛び級卒の神経科学者が明かす「超集中」の作り方
「4つの集中」(4 Focus)を使いこなせば
KADOKAWAより
脳のポテンシャルが引き出され
記憶力・思考力・発想力・創造力が最大化!
2冊目は青砥瑞人さんの『4 Focus 脳が冴えわたる4つの集中』。
仕事にしろブログを書くことにしろ、集中力が足りないなあと感じる場面も多いので参考になるかと思い読了しました。
読んだは良いものの、読んで終わりになってしまっているので、今月中にはちゃんと消化しておきたいです。
以上、11月は小説と自己研鑽と合わせて10冊を読み終えました。
小説の方にかなり偏ってしまいました。
今月は自己研鑽のための読書も増やしていきたいですね。
本日はここまで。
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