「おまえ、オズワルドにされるぞ」
どうも、ゴマ(@gomago_gomago)です。
今回は伊坂幸太郎さんの『ゴールデンスランバー』を紹介していきます。
最近は直近で読んだ本の書評・感想記事ばかりを書いていましたが、久々に過去に読んだ作品の紹介です。
ここ2回連続で伊坂幸太郎さんの作品の記事を書いてきましたが、今回紹介する『ゴールデンスランバー』が個人的に伊坂幸太郎さんの作品の中ではNo.1なのでこの機会に紹介していきます。
『ゴールデンスランバー』あらすじ
衆人環視の中、首相が爆殺された。そして犯人は俺だと報道されている。なぜだ? 何が起こっているんだ? 俺はやっていない──。首相暗殺の濡れ衣をきせられ、巨大な陰謀に包囲された青年・青柳雅春。暴力も辞さぬ追手集団からの、孤独な必死の逃走。行く手に見え隠れする謎の人物達。運命の鍵を握る古い記憶の断片とビートルズのメロディ。スリル炸裂超弩級エンタテインメント巨編。
新潮社より
『ゴールデンスランバー』のおススメポイント
伊坂幸太郎さんの作品の中で個人的No.1というのは先述した通りですが、『ゴールデンスランバー』を面白いと感じている理由は以下の2つ。
- スリル満点の展開
- 圧倒的な伏線回収
スリル満点の展開
まず何といってもこの作品を面白くしているのはスリル満点の展開。
首相暗殺の罪を被せられた主人公・青柳雅春は警察に追われる羽目になります。
あっという間に犯人として顔も出回ってしまい絶望的な状況が何度も続きますが、それをどう乗り越えていくのが面白さのポイントの1つです。
圧倒的な伏線回収
そして、その逃げる展開を面白くしてくれるのが圧倒的な伏線回収。
物語の前半に出てきた話が、こうした絶望的な状況を乗り切るための伏線になってます。
「え、それも伏線だったの?!」と思わされるようなモノも多かったです。
私が伏線回収やどんでん返しを好きになったきっかけはこの作品と言ってもいいかもしれません。
2008年の本屋大賞、2009年の『このミステリーがすごい!』にも選ばれている作品です。
間違いなく面白いので、興味のある方は是非手に取ってみてはいかがでしょうか。
ちなみに、『ゴールデンスランバー』は映画化もされています。
私は映画も見ましたが、映画もとてもハラハラドキドキの展開で面白かったです。
本日はここまで。
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