きっと人生を輝かせるのは、成功や栄光の瞬間じゃなくて、そこに至るまでの失敗や挫折の経験なんだ
どうも、ゴマ(@gomago_gomago)です。
今回は中田敦彦さんの『混沌を泳ぐ』を紹介していきます。
こちらの書籍はお笑い芸人でもありYouTuberでもあるオリエンタルラジオの中田敦彦さんが、自身が運営するオンラインサロン「PROGRESS」の始まりから現在までの歴史をつづっています。
オンラインサロンには入会していない私ですが、YouTubeの方はよく見ており、さらにはKindle Unlimitedで利用できたこともあり、今回この『混沌を泳ぐ』を手に取ってみました。
では、早速詳しく見ていきましょう。
『混沌を泳ぐ』のあらすじ
光と喝采を浴びては沈む、という浮き沈みを幾度となく経験してきた、中田敦彦。
Amazonより
オリエンタルラジオの活動やYouTubeでの活動、RADIO FISHでの音楽活動とは別に、もう一方で、時に中田を悩ませ、しかしずっと支えられ、共に成長して来たものがあった。
本書は、中田が築いて来たオンライン上のコミュニティ「オンラインサロン」の物語である。
僅か30人から5,000人を越える規模に至るまでの四苦八苦の日々。ファンに向けた一方的な発信のファンクラブではなく、サロンメンバーとイベントやプロジェクトをする相互関係のコミュニティを築いていった、紆余曲折の軌跡。
これまで共に歩んで来たサロンメンバーたちと、これから仲間になる未来のサロンメンバーたちへ。
ベールに包まれて来た、中田敦彦オンラインサロン「PROGRESS」のヒストリーが今、初めて語られる。
『混沌を泳ぐ』のここがすごい!
こうした自伝小説は著者の経験がつづられているので、その中から学べることも多いです。
『混沌を泳ぐ』を読んで私が感じたことは以下の2つ。
- 成功できる人とできない人の1番の違いは行動力にあること。
- 成功者は華々しく見えるが、トライアルアンドエラーを積み重ねた上での成功であること。
まず1つ目の「行動力」についてですが、著者の行動力には本当に驚かされます。
ライブチケットの手売り、アパレルブランドの立ち上げ、オンラインサロンの運営…、「やってみよう」と思ったことを著者はどんどん始めています。
どうして著者がこれだけの行動を起こせたのかと言いますと、その原動力は危機感でした。
『混沌を泳ぐ』の中でも序盤にこのような1文があります。
「もう仕事を貰う立場ではなく、自分で仕事を生み出す側にならなければ先が無い…」
こうした危機感があるからこそ、これだけの行動に結びついているんですね。
しかし残念なことに、行動を起こしたからと言って必ずしも上手くいくとは限りません。
芸人として、YouTuberとして華々しい成功を収めている著者ですが、その裏では数々のトライアルアンドエラーを繰り返していたといいます。
「やってみよう」と思ったことはとにかくやってみる、そのうえで反応が悪かったり思った方向に進まなかったりすれば「やっぱりやめます」と言って元に戻す。
一度始めてしまったことは結果が出るまで続けてしまいそうなものですが、「これはダメだ」とパッと切り捨てられるのも著者の強みだと思います。
象徴的なのはYouTubeの顔出し引退でしょうか。
書籍の内容を紹介するのに、必ずしも顔出しする必要はないのではないか。
そんな仮説を基に、著者はYouTubeでの顔出し引退を宣言します。
しかしながら「顔を見たい」「動きや表情が面白かったのに」という意見であふれ、早々に顔出し引退は撤回されます。
ちょうどそれぐらいの時期から頻繁に著者のYouTubeを拝見するようになったのですが、顔出しを辞めた動画が投稿された数日後には「顔出し引退を辞めます」と言っていたのは流石に笑ってしまいました。
こうした切り換えの早さが著者の強みなのかなと思います。
ちなみに、座右の銘は「前言撤回」だそうです。なるほど…。
『混沌を泳ぐ』のまとめ・感想
今回は中田敦彦さんの『混沌を泳ぐ』を紹介しました。
これまでもいわゆる成功者の著書を読んできましたが、名前しか知らないような人でなく普段見ているYouTuberの成功哲学とあって、より身近に感じることが出来ました。
私がこの著書から学んだことは以下の2つ。
- 成功できる人とできない人の1番の違いは行動力にあること。
行動なくして成功はありません。
「とにかくやってみる」というのは大事な考え方ではないでしょうか。
- 成功者は華々しく見えるが、トライアルアンドエラーを積み重ねた上での成功であること。
やってみたけれど結果が出ない、ということは十分起こりえます。
ダメだったから終わり、ではなく、「じゃあ次はこうしてみよう」と成功するまで試行錯誤を繰り返していくのが大事なのではないでしょうか。
この記事に書いたこと以外にも、著者がどのように考えて行動を起こし今の結果になったかがつづられています。
興味のある方はぜひ一度手に取ってみてはいかがでしょうか。
特に著者のYouTubeを見ているという人であれば、楽しく読める内容になっています。
ということで、本日はここまで。
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